今週も耕作放棄地となった沼、もとい池、もとい農地を
開拓してきました。
開拓記
スチールブリッジ掘り起し
先週、掘り出したスチールブリッジですが、
1枚だけというのも不自然なので、きっと
もう一枚、近くに埋まっていると踏んで
適当に近くを掘り起こしてみると、やはり!
出てきました!!!
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![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230709_234543035_1-1280x2276.jpg)
先週掘り起こした分と2枚セットになりましたので、
後々、便利に使えそうです。
明渠の溝掘り
とにかく水捌けが悪く、雨が降っていなくても
常に水が溜まっています。
暗渠を掘るにしてもバックホーを入れる事ができません。
兎にも角にもまず、まずは溜まっている水を抜かないことには
何もできません。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/81e2970fc66325712bc547f41b9e71ab-1280x641.png)
上図の水色の線で囲った部分は最悪で常に水溜まりの状態となっています。
恐らく、上の田んぼから青矢印のように水が流入していると思われます。
黄色の線で囲った部分は、割とマシで水溜まりがありません。
こちらは上に道があり、水が道に沿って下に流れるため、
圃場には入ってきていないと推測します。
グレーの線には、塩ビパイプが埋まっています。
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昔、法面下には明渠が掘ってあったと地元の方に聞いたことがあります。
恐らく法面から流入してくる水を明渠で受けて、
地中に埋めた塩ビパイプを通して、下の川に落としていたと
思われます。
まずは法面下にあった明渠を復活させます。
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ここも剣スコとジョーレンのみで掘っていくのですが、
土というか粘土が水を含んでいてめちゃくちゃ重い上に
刈った笹やら草の根っこやらが粘土と絡み合っていて
剣スコでもジョーレンでも掬い上げることができません(T_T)
途中まで掘ったところで、もうどうにもこうにもならなくなり
先に圃場内に溜まった水を一度抜いて、粘土が少し乾いてから
明渠掘りを再開しようと考え直し、一旦、中断しました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230710_022857296_1-1280x720.jpg)
川側の畦を切って圃場に溜まった水を出す
圃場の奥に行くに従って、酷くなる水溜まり。というかもう沼?湿原?
ここで果樹を植えるなんて正気か?というような状況です。。。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230706_225214540_1-1280x720.jpg)
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![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230706_225232416_1-1280x720.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230706_225237945_1-1280x720.jpg)
ここにも上から落ちてくる水を防ぐ明渠は必要ですが、
明渠を掘るにも人力ではこの粘土がどうしようもなさ過ぎ
なので、まずは溜まっている水を抜くことを第一にします。
川側の畦を切って、水を排出したいのですが、
上の写真の通り、竹やら葛やらイバラやらが邪魔してます。
先に草を刈り、竹やイバラを切り倒してから畦を切って
排水します。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
まずはとか、先にとかばっかりで何が本命だったのかわからなくなる。。。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230712_011142945_1-1280x720.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230712_011142945_1-1280x720.jpg)
圃場の最奥部の明渠跡のとどのつまりにも
塩ビパイプが埋まっていました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/a348c88d40cd211f5be16d2276fd8db3.png)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/a348c88d40cd211f5be16d2276fd8db3.png)
この塩ビパイプがどこに繋がっているのは
確認できていませんが、水を流し込むと
最初は詰まっているようでしたが、水量で押し勝ち
どこかに排水されているようです。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230712_015542824_1-1280x720.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230712_015542824_1-1280x720.jpg)
一箇所だけでは、水を排出することができないので、
同様にあと何カ所か畦を切っていきます。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230713_233738158_1-1280x720.jpg)
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畦切るだけなら、そんなに苦労はないのですが、
竹切って圃場外に運び出すのが大変です。
葛やらイバラやらが絡みついた竹を切り出すだけでも大変なのに
水の溜まった圃場内を歩けないので、法面に沿って
運び出さねばならず、手間のかかり方が尋常ではありません。
そんな時・・・・なんだ?!
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230714_015308764_1-1280x720.jpg)
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水溜まりには色んな水生昆虫やオタマジャクシなどが生息しています。
しかし、魚類はさすがにいないと思っていたのですが、、、
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230714_015722741_1-1280x720.jpg)
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![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/669e2fc5e815fe8dd1714f54158b3b6b-1280x631.png)
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これは!
どじょう!
なぜ?どこから?
と言う疑問の前に、確信しました。
ここはやはり水が乾くことがない、
永久湿原だったってこと。_| ̄|○ ガクッ
恐らく最初は溜め池から東播用水を通って
流れ着いたと思いますが、この圃場はもう何年も
お米を作っていないので、東播用水から取水していない
はずです。
ということは、もう何年も前に入ったドジョウが命を
繋いで今に至るということで、、、つまりはそういう事です。
気を取り直して、
水がたくさん溜まっている箇所の近くをあと2箇所
畦切りして、とりあえず今週の作業は終了しました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230714_015904879_1-1280x720.jpg)
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![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/2023-07-21_11-00-47_838-2023-07-23T01_14_36.537.jpeg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/2023-07-21_11-00-47_838-2023-07-23T01_14_36.537.jpeg)
草刈り
草がない地面がむき出しの状態になっている方が
乾きやすいかなと思い、圃場内の草刈りをしました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230714_033518498_1-1280x720.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/PXL_20230714_033518498_1-1280x720.jpg)
所感
今週の作業をまとめるとこうなります。
1.暗渠を掘りたい
それには ↓
2.バックホーが入るようにしないといけない
それには ↓
3.泥濘を乾かさなきゃいけない
それには ↓
4.水を入れないようにしないといけない
それには ↓
5.法面の下に明渠を掘らないといけない
土(粘土)が重すぎてこれ以上、人力で明渠が掘れない ↓
6.圃場内の水を抜いて土(粘土)を乾かしたい
それには ↓
7.川側の畦を切りたい
それには ↓
8.圃場に覆い被さっている竹を伐採しないといけない
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
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えーい、まどろっこしい!!ヽ(`Д´#)ノ
で、できたのが、8と7。
3連休は久しぶりに地元に帰るので、3連休明けに
水が抜けてくれていれば、まずは大成功!なのですが
そううまくいってくれるかどうか。。。
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