今週は雪の為、水曜が休みになり、
金曜に予定していたワイン用ぶどうの剪定のバイトも
休みとなってしまいました。
土曜も前夜に降った雪が道路に積もっていましたが
なんとか行くことができました。
研修レポート
就農準備資金説明会
兵庫県農林水産部農業経営課担い手対策班の
職員の方による
「就農準備資金」「経営開始資金」
の交付について説明会がありました。
国が行っている新規就農者への支援なのですが、
対象者が
経営開始時に49才以下の認定新規就農者
に限られています。
これの対象となれれば、年間150万円が
「就農準備資金」と「経営開始資金」
合わせて最長5年間も給付されます。
私は現在51才なので、この給付を受けることは
できません。
しかし、【認定新規就農者】の認定を取っておけば、
それ以外の支援や情報などが得やすくなるので、
【認定新規就農者】の認定は受けておきたかったのですが、
どうもそれにも年齢制限(45才未満)があるとのことで
ダメと言われてしまいました。( ノД`)ナンテコッタイ
ただ、後から調べると神戸市では下記リンク先に、
2.特定の知識・技能を有する中高年齢者(65歳未満)
の記載がありますので、もし、こうべ果樹の就農学校の研修が
「特定の知識・技能を有する」に該当するなら、
ワンチャンないわけではなさそうに思います。
しかし、研修程度では「特定の知識・技能を有する」人
に該当しない、と判定されるのであれば、
「特定の知識・技能を有する」人で新規就農者って
なにか矛盾しているような気がするのですが・・・。
農業大学や農業法人で研究職だった人とかかなぁ?
ぶどう(紫玉)の移植
先々週、やり残していたハウスの紫玉を移植しました。
ぶどう(キングデラ)剪定
今週からいよいよぶどうの剪定が始まりました。
先週、ワイン用ぶどうの剪定のバイトに行っていたので
やり方は既に会得済み。
ワイン用と生食用では棚の仕立て方が若干違うので
剪定方法も違うかなと思いましたが、同じでした。
ぶどうの剪定は、梨、桃、梅と違い簡単です。
培養土購入打ち合わせ
「こうべ果樹の就農学校」は2022年7月にスタートし
私が1期生になるのですが、2~3年前にここで研修を受け
既に新規就農している先輩がいらっしゃいます。
この方はぶどうを根域制限で栽培しています。
大きな鉢植えや防草シートなどで制限された中に苗木を植え付ける栽培方法。
木を多く植える必要があったり、寿命が短かいなどのデメリットもあるが、
肥料や水をコントロールしやすく、早ければ2年目から収穫できるメリットがある。
根域制限用の大きな鉢植えに入れる土(培養土)を
買う必要があるのですが、びっくりしたのが
これが100万円ほどかかるそうです。
今年追加で注文すると言うことで、
業者との打ち合わせに同席させて貰いました。
土のpHを計算して、土壌改良材の何々を
どれくらい混ぜ込むとか難しい話をされていて、
そんなことまで考える必要があるのかと
とても勉強になりました。
ちなみに、
ぶどうは弱酸性(pH6.0~7.0)の土壌が良いのですが、
カルシウムを補う為に石灰(アルカリ性)を入れており、
それを中和する為にピートモス(酸性)を入れています。
しかし、昨今の物価高の影響でピートモスが値上がりした為、
なんとかピートモスを減らしつつ、弱酸性pH6.0~7.0に
収めるようにできないか?という打ち合わせ内容でした。
肥料の3大要素(窒素、リン、カリウム)はよく聞くのですが
それ以外にも、マグネシウム、カルシウム、硫黄が
作物の育成に必要で、これらは多量要素と言われます。
さらに、それ以外にも微量要素と言うものがあり、
亜鉛、ホウ素、マンガン、鉄、胴、モリブデン
が必要とのことです。
勉強になるなぁ
所感
今週は寒波の影響で大雪となり、2日も休みとなりました。
水曜と金曜は、朝から雪予報だったのであらかじめ
休みの連絡がありましたが、
土曜はくもり予報だったので油断していました。
朝起きたらなんと!ギャ────∑(゚Д゚; )────ァァッ!!
スタッドレスタイヤにしておいて本当に良かった。
こんなん、ノーマルタイヤでは絶対に無理。
今年の冬が異常なのか?
いよいよ終末がきたのか?
来週もぶどうの剪定です。
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