先週(←ゴールデンウィークだったので2日しか行ってない)
と今週の「こうべ果樹の就農学校」の研修をレポートします。
研修レポート
イチジク灌水装置の設置
以前、イチジクの苗をポットに養生したのですが、
ハウスに設置しているため、自動で灌水できるように
電磁弁を使った自動灌水設備を設置しました。
桃の荒摘果
以前、桃の蕾や花を取り除く「摘蕾・摘花」をしましたが
それでもたくさんの実が付いています。
今回は「摘果」で小さな桃の実を取り除いていきいます。
1箇所から2つ3つ付いている場合は1つにし、
上向きの実や枝の付け根の実は落とします。
縫合線が左右対称の双杯果は取り除きます。
縫合線とは、桃の割れ目のことで、
双杯実とは、種が2つに割れている実のことです。
縫合線が左右対称の実は双杯実で、
おいしい実にはなりません。
ぶどう芽かき
ハウスぶどう(紫玉、シャインマスカット)の芽かきをしました。
芽かきとは、1つの結果母子から新しく出た芽を
1つだけ残して、それ以外の芽を取り除く作業です。
主枝に近い方の芽を優先して残します。
これは結果母子が長くなるのを防ぐ為です。
ぶどう防除
ハウスぶどう(紫玉、シャインマスカット)の防除をしました。
殺虫剤(アドマイヤー)、殺菌剤(ジマンダイセン)、
葉面散布肥料(アミノメリット青)に展着剤(グラミンS)
を入れて動力噴霧機を使って散布します。
梨の荒摘果
梨の荒摘果をしました。
何回か摘果を重ねていくのですが、まずは荒摘果で
たくさん付きすぎている実を絞っていきます。
困ったことに赤星病と黒星病が大量に発生していました。
翌日、予定を早めて防除しました。
黒星病が出た実はすべて取り除きます。
ぶどう摘房・整房・誘引
ぶどう(紫玉、キングデラ、ブラックビート)の
摘房・整房をしました。
摘房は1つの結果枝に1つの房を残して以外は切り落とすこと、
整房は最終的なぶどうの形にするために
先っちょの2.5cm~3cmを残して根元の方の粒を
落としてしまうことです。
結果枝が誘引線に届くくらい伸びた枝は
誘引線にテープナーで誘引するのですが、
これが非常に繊細で、細心の注意を払って
捻枝するのですが、いとも簡単に根元から折れてしまいます。
こうなると今年の実が採れない事はもちろん
最悪、来年以降もその結果母子から枝が生えて
こなくなる可能性があります。
何本も折ってしまいました。。。(´・ω・`)
イチジク芽かき
月1回あるJA主催のイチジク研修会に参加しました。
今回は芽かきでした。
芽かきはぶどうで経験していたのとほぼ大差ありませんでした。
所感
暖かくなってきて、果樹の忙しい季節になりました。
摘花、芽かき、摘果、摘房、整房、捻枝誘引、防除などなど、
果樹栽培らしい研修が続いています。
一方、卒業の日も刻一刻近づいてきています。
あと2ヶ月弱でひとり立ちしなければいけません。
自信ありません。。。
どうしよう?
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