新規就農奮闘記~リブート~44

又しても最強寒波が襲来しています。

桃の剪定、幼木のうちは厳寒期は避けた方がよい

との情報があり遅らせていましたが

もう3月になってしまいます。

どうしよう?

やってしまうか、ここまで待ったのだから

この寒波が過ぎるまで待つか???

どうする?

目次

桃の剪定

桃の幼木(2年目)の剪定

去年3月に定植した桃の幼木。

植え付けから丸1年が経ち、初めての剪定します。

桃の幼木剪定のイメージ図

桃は基部優勢のため根元に近い枝が強く育ちます。

このため、先に第2主枝を伸ばして1年遅れで

基部から出た第1主枝を伸ばします。

というのがYouTubeやネット情報から集めた

幼木の剪定方法です。

研修で習った剪定は皆成木だったので

幼木の剪定は今回が初めてです。

研修で教わった桃の剪定の基本は以下の通りです。

  • 最初に主枝の先頭を枝を決める
  • 主枝の先頭を決めたら、他の枝は主枝の先頭より高い、強い枝は残さない(必ず優劣をつけてあげる)
  • 伸ばしたい方向の芽を残して切る(極力上芽下芽では切らない)
  • 陰になると枯れるので枝が重ならないように、混み過ぎないように切る
  • 伸ばしたい枝は強く切る(そうすると反発して強く伸びる)
  • 全ての枝を触る(残す弱い枝も先っちょを必ず切る)そうすると伸びる
  • 桃は去年の新梢に花芽が付く(実が付くのは去年の新梢のみ)

特に2つ目が最も大切で、繰り返し繰り返し

指導を受けました。これをベースに剪定します。

ししお

だのに・・・
頭では分かっていても

    ←Before ①日川白鳳 After→
    ←Before ②友黄 After→
    ←Before ③みさか白鳳 After→

    ここまでの3本は

    主枝の延長と、去年の主枝から伸びた新梢のみを

    側枝として残しスッカラカンの状態にしています。

    3本目を切り終えた時点でたまたまではありますが

    研修先の先生が見学に来て下さいました。

    ししお

    なんと?!グッドタイミング!!!

    切った3本を見て

    「切りすぎやで。よく育ってるから逆に今年実をつけて木の成長を抑制した方が良い。もうちょっと枝を残し気味にしてもええんとちゃうか?」

    とのアドバイス。

    ししお

    なるほど!( ゚д゚)ハッ!

    ここから枝が多く残っていきますが

    最重要課題である

    主枝の先頭とその他の枝は、はっきり優劣を付ける

    が疎かになってきています。

    ←Before ④恋みらい2号 After→

    「④恋みらい2号」は左が主枝なのですが

    右にも太い新梢を残し2本目の主枝にしようとしています。

    どちらも主枝として残しているので優劣がないのですが

    これが良いのか?疑問が残ります。

    ←Before ⑤あまとう2号 After→

    「⑤あまとう2号」は真ん中が主枝ですが

    左の側枝との優劣がハッキリついていません。

    右の側枝も長すぎる気がします。

    ←Before ⑥白鳳福島大玉系 After→
    ←Before ⑦あかつき After→
    ←Before ⑧いけだ After→

    超問題児の「⑧いけだ」に至ってはあろうことか

    真ん中の主枝を切ってしまい

    両翼に伸びた強い同年枝2本を主枝にすげ替えるという

    荒業をしてしまいました。┐(´д`)┌ヤレヤレ

    ししお

    ええのか?これ?
    しかもくるま枝やし!

    ええんやで
    実験や

    ←Before ⑨大久保 After→
    ←Before ⑩黄金桃 After→

    切っているときも迷いながらですが

    後からこうして見返してみると

    迷走っぷりが再認識できます。

    剪定したら忘れずにこれ
    切り口にはトップジンMペーストを塗布して殺菌保護する

    なにわともあれ

    まさかの2年目にして初の収穫ができるのか?!

    乞うご期待!

    桃の幼木剪定

    主枝の誘引支柱を設置

    研修中、見学に行った農業公園で見た

    主枝を真っすぐに伸ばす為の誘引支柱を

    真似したく、設置してみました。

    研修で見学した桃園
    竹に沿って左右に理想的に伸びる主枝

    上写真のようなイメージで設置したかったのですが

    なかなか、思うようにはいきません。

    竹が長いのでかなりグラつきます。

    どうやって固定すれば良いのか?

    試行錯誤しています。

    なんか違う。グラグラする
    これもなんか違う。しっくりこない
    これに至っては誘引すべき主枝に沿っていない支柱ヽ(´o`; オイオイ

    そもそも4~5mもある長い竹を

    いったいどうすれば斜めに立てて固定できるのでしょうか?

    今、写真を見返して気が付きましたが

    そもそも幼木の段階ではできないのでは?

    と感じています。。。

    桃の捕植(準備)

    もう7~8年前に購入した品種の分からない桃の木が

    枯れてしまいました。

    生きててくれと切り詰めてみたが・・・
    完全に枯れていた

    空いたスペースを埋めるため

    ホームセンターで新しい桃の苗木を購入しました。

    山根白桃

    白桃系は1本もなかったので

    「山根白桃」を選んでみました。

    桃は改植するとき、根っこを完全に取り除かないといけません。

    去年、ここに植え替えたばかりでしかも枯れていたので

    さほど根は張っておりませんでした。

    伐根した跡 相変わらず粘土が酷いので少し乾かす

    3月になったら捕植しようと思います。

    ぶどう(シャインマスカット)植え替え

    ぶどう棚が完成したので3月になったら

    ルートラップポットに仮植えしているぶどうの苗木を

    地植えに植え替えしようと思っておりました。

    しかし、3月まで待たなくても

    もうそろそろ休眠期終わるし

    早めに植え替えしても良いのでは?

    と待ちきれずにシャインマスカットを

    植え替えしてみました。

    穴掘って・・・
    いつもの元肥3点セット

    元肥には

    • 牛ふん堆肥・・・20リットル
    • ヨウリン・・・200g
    • アズミン・・・200g
    • セルカ・・・200g
    • もみ殻・・・適当(スコップ4~5杯)

    を入れて混ぜますが耕運機がないので

    ひたすら人力(剣スコと備中鍬)で混ぜます。

    ししお

    キツイ(T_T)
    これ全部で30個できる?

    後でルートラップポットを再利用したいので

    破らずに抜くのもかなり体力削られます。

    ルートラップポットから出してそのままドンっ!根が巻いていない!!

    3月まで植え替えを待たなかった理由が上写真のとおり

    ルートラップポットでは根が巻かないので

    植え替えるときに根をほぐさなくても良いのでは?

    と考えたからです。

    通常、植え替えする際には根をほぐし

    放射状に広げて植え付けします。

    休眠期のこの時期にやると水を吸わないので

    乾燥して根を痛めてしまう恐れがあります。

    でも、土がついたままドンっと置くだけなら

    大丈夫なのではないかというちょこざいな考えでした。

    根鉢にもみ殻入れて水をたっぷりやる
    土壌改良したとはいえ30㎝掘ればコンクリート並みの硬盤層のお出まし
    これは根が巻くまではいかないが結構出ている

    ルートラップポットを地面に直置きしていたので

    ものによっては根っこがポットを突き破っており

    やはり単純に土のままドンっ!

    と置くだけではよろしくありません。

    この日は体力的にも限界だったので

    5本で終了しました。

    植えた翌日、このありさま。。。やはり早すぎたようだ。だ、大丈夫か?
    これはあかん!
    根っこ凍ってないやろか?

    植え替えはしばらく待つことにします。。。

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