ゴールデンウィーク中は「こうべ果樹の就農学校」を
お休みして、耕作放棄地の開拓に専念しました。
重機がない中、人力だけでの勝負となり、
改めて体力のなさを痛感しています。(T_T)
開拓記
排水対策 暗渠に勾配をつける(やり直し)
前回の記事で、暗渠の底の硬盤層を割って
勾配をつけることにより水が流れ出すようになった!
と報告しておりましたが・・・・
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残念。。。
水が流れも抜けもせず、溜まっていました。(T_T)
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なんでじゃー?!
ということで、やり直し。
また、暗渠の底をガリガリ削って、勾配をつけいていきます。
この作業はまだまだ続きます。
いつ終わるのやら・・・
圃場入口を横断する明渠を埋め戻す
川に面する以外の3辺に明渠を掘って、
外からの水の流入を防ごうとしているのですが、
入口にも掘ってしまっているため、外から圃場に
重機や一輪車などが入って来られません。
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暗渠の溝を掘り終えたら、砕石を敷いてその上に
暗渠パイプを埋める予定なので、
砕石を下ろす場所を確保しておく必要があります。
せっかく掘った明渠を、そのまま埋め戻すのは
忍びないので、塩ビパイプを埋め込み、地下で
水が流れるようにしました。(これを明渠と言うのかはさておき)
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あらかじめ塩ビパイプ径50mmの長さ2m×3本を
用意していたのですが長さが足りず、急遽もう1本買いに走りました。
ついでに水糸と水平器を購入し、埋める前に塩ビパイプの
勾配がついているか確認します。
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あとは、埋め戻していくだけなのですが、
いかんせん、土ではなく粘土なので、
塊になってほぐれてくれないわ、重いわで
遅々として作業が進みません。
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バックホーで掘った溝を人力で埋め戻そうとする事自体
無謀のような気もしますが、仕方ありません。
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こんなん人力でやるもんではない
塩ビパイプの入口と出口を石積み風にして
ちょっと格好つけてみました。
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堆肥と竹炭で土壌改良(実験)
カチカチの粘土質の土なので、土壌改良が必須となります。
緑肥(セスバニア田助)を使う予定をしていますが、
その前に、圃場の一角に牛糞堆肥と竹炭を鋤き混んで
どうなるのか、実験してみようと思います。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6382_1-1280x960.jpg)
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これでどれほど土が軟らかくなるのか、実験してみます。
以前、圃場の隅に牛糞堆肥を撒いただけだったので、
ベチョベチョになってる上にコバエが湧いて
汚いことになっていたので、ここも鍬一本で鋤き混みました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/a565eff4102f6da9c0f7d78f676f13a8-4.jpg)
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明渠の出口も勾配がついていなかったので
ここも勾配をつけ外に水が流れるように改善しました。
葛との死闘
圃場のあちらこちらに葛が這っています。
放っておくとどんどん勢力を拡大していく
やっかいな連中です。
笹、竹、葛、こいつらは本っ当にやっかいです。
引っ張っても抜けない、切れない、掘り起こして
撤去する以外、駆除の方法がありません。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6441_1-1280x960.jpg)
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意地になって葛と格闘すること小一時間、
ボスのような大物を引っこ抜いてやりました!
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6442_1-1280x1707.jpg)
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至る所にあるこの葛。
今後の課題の一つです。
除草剤と草刈り
緑肥を撒く前に、圃場の草を一度叩いておいた方が良い
と、果樹の学校の講師の方からアドバイスいただき、
除草剤(ラウンドアップ)を散布しました。
葉にかけると根から枯れるという優れものです。
根まで枯らすので斜面には使えないため、
斜面は刈払機で草刈りしました。
前に刈ってからまだ2ヶ月弱しか経っていませんが
早めに刈った方が楽なので、やりましたが、
これからずっとこれが続くのかと思うとうんざりです。
なにか良い方法を考えたいです。
感謝
先週土曜にはネクストファーマー制度で毎週土曜に
研修を受けている方がお手伝いに来て下さいました。
一人で作業するのと違い、心身ともに励まされました。
本当にありがとうございました。
その成果がこれ ↓
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6390_2-1280x960.jpg)
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これのおかげで入口まわりのベチョベチョが
改善されたような気がします。
所感
ゴールデンウィークの3日~5日の3日間、
集中して作業を進められたのですが、
正直、進んでいるのかどうか、手応えがありません。
近々やらなければいけないことは山積しています。
- 暗渠2本の勾配をつける
- 明渠の勾配をつける
- 暗渠に砕石を敷き、暗渠排水パイプを埋める
- 耕して緑肥(セスバニア田助)の種を撒く
上記を今月中に終わらせる必要があります。
特に緑肥の種まきは必須です。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
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できるのか?
前回の試験(縦穴で水が抜けるか)結果
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/f9fd259376f1bb114dea573e096635c6-16.jpg)
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前回掘った縦穴は、水が溜まったまま抜けませんでした。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6392_1-1280x960.jpg)
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一方、暗渠の層をよく観察してみると、
乾いた層と湿っている層があります。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_6469_1-1280x960.jpg)
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湿った層から染み出た水が暗渠を通って、
外に流れ出てくれれば良いのですが、
すぐ横に掘った縦穴の水面は
明からに暗渠よりも高い位置にあります。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/fb7c97785d9e5bf7046b14f685655d65-1.png)
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これは今回掘った縦穴の場所からは暗渠に通じていない
という事なのでしょうか?
ということは、暗渠を掘っても圃場全体の地下水位は
改善しないのか?
もっと暗渠の間隔を狭めて何本も掘る必要があるのか?
わかりません。。。
さて、どうする??
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