耕作放棄地開拓記8

今週はフルーツフラワーパークの桃狩りの

バイトに行ったので開拓の方に行けた日が

少なかったのですが、それが反って良かったのか

結構進みました。

目次

開拓記

明渠掘り

先週、川側の畦を切って圃場内に溜まっている水を

排出しようとしました。

梅雨が明け、晴天が続いたことも奏功し水溜まりは

なくなりました。

水は抜けたがべちゃべちゃ

水溜まりはなくなったのですが、地面はべちゃべちゃで

まだまだバックホーを入れる事ができません。

やはり、流入してくる水を止めないといけません。

元あった明渠は埋まってしまってその機能を果たしていない

法面下の明渠掘りを人力でやるのはツラすぎて

途中で止めていましたが、再開し取りあえず繋がりました。

元あったと思われる明渠を復活

上写真の左側にある割れた板は、バックホーを嵌めたときに

なんとか脱出しようとクローラーの下に敷いていた板で、

明渠を掘っていたら、出てきました。

板だけに痛々しい過去を思いだします。(-_-;)

圃場入口の塩ビパイプを暗渠化

圃場入口に埋められていた塩ビパイプを掘り当ててから

土が乾くまで放置していましたが、ようやく土が乾き、

バックホーが入れそうになったので埋め戻します。

途中になっていた塩ビパイプの取水口周りは

刈った笹で土留めしました。

出来映えはもう一つなので、余裕ができたらやり直したいです。

これで少し様子見

塩ビパイプにドリルで穴を空けてしまったので、

そのまま埋め戻すと土がパイプ内に詰まる恐れがあります。

(穴を空けて暗渠パイプにしたかったのですが、

穴が小さすぎて肝心の水が抜けてくれませんでした)

仕方ないので、塩ビパイプを利用した暗渠は諦め、

塩ビパイプの上に竹を敷き詰め竹暗渠にしつつ、

その上に防草シートを被せて土の流入を防ごうと思います。

塩ビパイプの上に竹を敷き詰め暗渠化する
竹の上に防草シートを被せ竹の隙間や塩ビパイプの穴に土が落ちないようにした
バックホーを使って埋め戻す
竹暗渠埋設

暗渠掘り

畦を切ったこと、明渠を掘ったこと、晴天が続いたこと

等々あっていよいよ圃場内にバックホーを入れられるくらい

地面が乾いてきました。

かつてバックホーを嵌めた場所もこの通り乾いた

圃場の一番奥から暗渠を掘っていきます。

5mピッチくらいで4~5本掘ろうと思います。

暗渠埋設予定図

手前の方は水捌けが悪くないので、暗渠を入れるか

まだ決めていません。

暗渠と明渠を繋げて法面から落ちてくる水を排水できるようにする

東屋作り

圃場内に日陰がないので、休憩所を作ろうとした先週

竹で骨組みだけ作っていましたが、グラグラで頼りない状況でした。

竹を杭代わりに打ち込んで、四隅の足を補強しました。

四隅を打ち込んだ竹杭に結び補強

これによって足下はかなり改善しました。

あとは竹を並べて屋根を作れば完成!なのですが、、、

順調に竹を並べていく

20本ほど並べて、良い感じに日陰ができたので、

試しもかねて休憩していると、メシメシっと嫌な音が

したので飛んで出た瞬間、倒壊!!

足下は強化したが、梁の竹が耐えきれず折れてしまった
ししお

ひやーっ!!危なかった!

竹も束になると結構重く、梁にしていた竹の強度不足が原因で

倒壊してしまいました。。。

竹だけでなく心まで折られ、この日は片付けもせず

このままにして帰りました。(T_T)

バイトもあり、2日間現実逃避した後、今度は屋根に

サンシェードを使い再建しました。

屋根に軽量のサンシェードを採用
快適な休憩場所ができた!

育苗用の雨よけ作り

研修でぶどうの挿木を学び、自宅ベランダで

育てているのですが、ずいぶん大きくなってきて

邪魔になってきたので、圃場に育苗できる雨よけを

設置して苗木を移動しようと思います。

背が高くなり洗濯物が引っかかるようになった
足は竹で、屋根はビニールで作る
上から見るとこんな感じ

ビニール屋根の幅が少し狭いので、このままだと

雨が当たりそうです。

もう少しビニールを足して苗木に雨が当たらないような

工夫が必要です。来週に持ち越します。

緑肥(セスバニア田助)の成長

播種から46日経ち、堆肥や籾殻、竹炭を鋤き混んだ

一角では110~120cmくらいに育っています。

堆肥と籾殻、竹炭を鋤き混んだ場所は育ちが良い

それ以外の場所はまだ80~90cmくらいで成長が遅いです。

漉き込みは1.5m~2mくらいが目安なので、

まだ半分ほどしか育っていません。

本当に2mにもなるのか?

お盆くらいに漉き込みできれば良いのですが

1.5m以上になるのでしょうか?

あと、なぜか種を撒いていない方の圃場にも、

セスバニアらしい芽がいくつも生えていました。

現在、暗渠を掘っている方の圃場にもセスバニアっぽい芽が出ている

風で種が飛んだのか、それとも全く別の雑草なのか、不明です。

所感

今週は桃狩りバイトがあったので、

開拓には3日しか行けませんでしたが、

目に見える成果がいくつかあったため

ずいぶん進んだように感じます。

暗渠はまだ1本しか掘れていませんが、

バックホーが使えるようになったので

ここからスピードアップが期待できます。

8月は桃狩りに続いて、ぶどう狩り、梨狩りと

シーズン最盛期になります。

バイトに入る日が増え、経済的には助かりますが

開拓の方が進まなくなりそうです。

焦らずボチボチ進めていこうと思います。

今年は桃(白鳳)の出来が良い
お客さんからも好評の桃(白鳳)

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