今週は日曜~月曜は教習所、火曜~金曜は果樹の研修、
土曜は農村サポーター(野菜研修)と休みなしの忙しい一週間でした。
研修レポート
梨の誘引紐撤去と枯れ枝の切り落とし
梨は枝が上に伸びると実がならないので、
枝を棚に這わすように誘引紐で縛って寝かせています。
冬の剪定前に誘引紐を全て撤去します。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2919_1-1280x960.jpg)
木が古いこともあってか、病気にかかった木や主枝が枯れた木があります。
枯れた主枝はのこぎりで切り落としていきます。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2916_1-1280x960.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2922_1-rotated.jpg)
紐を切って撤去するだけの作業なのですが、10人ほどで丸2日かけても
梨園の半分が終わっただけで、もう半分は来週に持ち越しになりました。
紐を結ぶ方が時間がかかるはずなので、次に誘引するときは
どれほどの工数がかかるのか、今から戦々恐々です。
梨園の堆肥撒き
前にもやった作業ですがマニアスプレッダーという重機を
使って梨園に堆肥を撒きました。
先週から堆肥を撒き続けており、物凄い量の堆肥を撒いています。
自分の圃場を持ったとき、これほど堆肥をどう用意するのか、
そしてそれをどうやって撒くのか、全くビジョンが見えません。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2937_1-1280x960.jpg)
ぶどう、梨、りんご 支柱の引き下げ線(ネックロック)の修理
ぶどう、梨、りんご園には、棚が組んであります。
棚が枝や果実の重みで倒れないように、支柱は
引き下げ線(ネックロック)で地中のアンカーに固定されています。
この引き下げ線は鋼線で非常に硬いのですが、
草刈り機等で誤って切ってしまったり、錆による腐食で
切れてしまうことがあります。
切れてしまった引き下げ線を修理・交換しました。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2943_1-1280x960.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2951_1-1-1280x960.jpg)
下の方で切れてしまった引き下げ線は、
巻付きグリップで繋ぎ直します。
まずは引き下げ線とアンカーを張線器で繋ぎます。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2955_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2954_1-rotated.jpg)
切れた引き下げ線とアンカーを張線器で繋いだら、
隣の支柱と角度が合うように張線器を巻き上げます。
修理後、張線器を緩めると少し起き上がるので、
隣の支柱より少しだけ倒しておく必要があります。
物凄い力で巻き上げてるので支柱がギシギシいうし
張線器の上下は挟んでいるだけなので、巻き上げは
すごく怖い。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
バチーンとなりそうで凄く怖い
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2956_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2956_1-rotated.jpg)
支柱の角度が揃ったら、巻付きグリップをアンカーに通し、
切れた引き下げ線に巻き付けていきます。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2959_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2959_1-rotated.jpg)
この巻付きグリップの内側(引き下げ線と擦れる側)には、
ガラスの粉が塗してあり、これが滑り止めになっている
らしいのですが、よくこれですっぽ抜けないものだと
感心します。(引き下げ線と巻付きグリップは摩擦でのみ
くっついている状態)
巻付きグリップを引き下げ線に巻き付けたら、
張線器を緩めて外します。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2964_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2964_1-rotated.jpg)
引き下げ線の下の方で切れてしまった場合は、
上述の通り巻付きグリップで補修できますが、
腐食などにより支柱と繋いでいる部分(上の方)が切れた場合
引き下げ線(ネックロック)自体を交換する必要があります。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2983_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2983_1-rotated.jpg)
輪っかの部分を支柱の先端に引っかけて
アンカーを通して折り曲げ、本線に巻き付けます。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2970_1-rotated.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2970_1-rotated.jpg)
こちらはアンカーで折り曲げて、本線に巻き付けているだけ
で固定しています。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/shishio2-1.png)
よくこれで滑らんなぁ~
ちなみにアンカーの正体はこれ ↓
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2980_1-1280x960.jpg)
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2980_1-1280x960.jpg)
まずはカブトアンカー本体を扇形の部分を下にして地中に打ち込みます。
次に下の部品を本体に差し込んで地中に打ち込んでいくと、
地中で扇形の部分と当たると左右に羽根が開いて
抜けなくなる、という仕組み。
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2976_1-1-1280x960.jpg)
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カブトアンカーを打ち込む専用の道具がこれ ↓
![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_2978_2-scaled.jpg)
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下の棒をカブトアンカーに乗せて、上側の棒をガンガン叩くと
下の棒ごとカブトアンカーが地中に埋まっていく仕組みらしい。
当然ですがこの棒はとても重いです。
農村サポーター(野菜研修)
月に1回、神戸ワイナリーで野菜の研修があり、
土曜日はこちらに参加しました。
9月の頭に植えた白菜とキャベツを収穫、ラッピングしました。
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![](https://mt-book.com/wp-content/uploads/IMG_3018_1-rotated.jpg)
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たった2ヶ月でこんなにも大きくなるとは・・・
桃でもぶどうでも植えてから3年も収穫できないというのに。
やっぱりやるべきなのは果樹より野菜なのか???(-_-)
小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
先週の日曜から月曜にかけて
「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育」
を受講してきました。
1日目は学科で8:25~17:05まで丸1日みっちり講義を受けます。
2日目は実技で8:25~15:55まであるのですが、
私の参加した日は20名が受講に来ており、
2班に分けて実技講習を受けるのですが、
それでも10名で1台での実習なので、ほぼ待ち時間でした。
とくに試験や検定と言ったものはなく、受講さえすれば
修了証を発行して貰えます。
これで晴れて
「機体質量3トン未満の車両系建設機械(整地等)の運転業務」
つまりは、バックホー、ホイールローダーを使っての作業が
ができるようになりました。
![](https://www.kobelco-kyoshu.com/assets/img/common/like.png)
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