今週の研修レポートです。
今週からいよいよ剪定の作業が始まりました。
研修レポート
梅の剪定
梅の剪定を教わりました。
この場合はこう。その場合はこう。こういう場合はこう。
と色々教わるのですが、矛盾している所もあり難しいです。
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訳分からん
理由を聞くと「なるほど」と思うのですが、
詰め将棋のように順を追って切る枝を選んでいくかと思えば、
突飛な発想で大胆に切る場合もあり、(゜Д゜)ポカーンでした。
開心形の梅の剪定
- 最初に主枝の先頭となる枝(新梢)を決め、それより上の枝は切る
- 一番高いところに栄養が引っ張られる
- 根に近いところに強い枝が出やすい(←上と矛盾していると思うが。。。)
- 主枝の先頭を決めたら三角形になるように下の枝を切っていく
- 徒長枝、内向枝は切る
- 桃の場合、弱い枝なら主枝を陽から守る用に残しても良い
- 梅は去年の新梢に来年実が付く(桃は今年の新梢に来年実が付く)
- 主枝の先頭より強い枝は切る(主枝の先頭より高い枝を残さない)
- 新梢の切り返しは半分まで(強く反発して伸びる)
- 伸ばしたい枝は強く切り、伸ばしたくない枝は切らない
- 亜主枝は50cmくらいの間隔で左右交互に作るのが理想
- 陰になると枯れるので他の枝の陰にならないようにする
- 亜主枝が主枝より強く(太く)なると親負けするので、対応が必要
- 亜主枝以外でもメイン枝と同等の太さの枝は何かしら対応が必要
- 他いろいろ
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桃の剪定
桃の剪定も梅と同様なのですが、
実が付く枝が、
梅・・・去年の新梢(短果枝)
桃・・・今年の新梢
の違いがあるので、切る枝残す枝が変わってきます。
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ここの桃は主幹形の木もあるのですが、
木が古く、近々植え替える予定なので、
樹形を作るというよりも、
来年いくつかでも実が採れれば良い、
という考えでいらない枝だけ切っていく、
という感じでした。
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主幹形で仕立てるとどうしても下の方の枝が陰になり
枯れてしまうため、とぐろを巻くように上に上に残っていきます。
こうなると管理がしづらくなってしまいますので、
現在は主幹形ではなく、開心形で仕立てるのが主流となっています。
柿(成り年と裏年)について
今は柿の管理はしていないのですが、木はあります。
柿はよく成り年と裏年(ならない年)がある、と聞きますが
これは柿を収穫する際に枝を折っている事が原因です。
柿は先端から伸びた枝に実が付きます。
なので収穫するときに枝を折ってしまうと、
翌年は実が付く枝がなくなっているので取れなくなります。
柿もきちんと剪定すれば毎年実が付くそうです。
イチゴの苗移動
先週に続き、イチゴの苗を炭酸ガスでダニの駆除をしました。
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座学(生食用ぶどうと加工用ぶどう)
土曜日に神戸ワイナリーにて座学がありました。
内容は
・生食用ぶどうと加工用(ワイン)ぶどうについて
・NOSAIひょうごの保険
でした。
ぶどうについての仕立て方や台木、種苗法など
とても為になるお話が聞けました。
所感
先週の土曜日から冬の剪定作業が始まりました。
梅と桃を教わりましたが、似ているようで若干
異なる事もあり、混乱してしまいます。
剪定は果樹をやっていく上で最も重要な作業のひとつで
1年目は何もできずに
2年目で分かりかけるも
3年目でまた分からなくなり
と聞きます。
年間を通して木を見ていかないと
なかなか難しいと感じました。
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