早いもので今年ももう師走。
12月に入ったとたんに急に寒くなり
もう何年もはいていなかったパッチを
引っ張り出してきました。
それでは今週もレポート始めます。
研修レポート
桃の剪定
先週に続き今週も桃の剪定と、
若木の樹形を整える骨格造りをしました。
螺旋杭を地面に打ち込み、
主枝となる枝をY字型になるように
ひもで引っ張り螺旋杭に縛り付けます。
枝が上に向くと枝ばかり強くなり実がつきません。
実に養分を行かせるために枝を倒す必要があります。
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螺旋杭を地面に打ち込むには先端の丸くなっている部分に
鉄の棒を差し込んで、ぐるぐるバットの要領で螺旋杭を
中心にぐるぐる回るのですが、地面は思いの外固く
クラクラします。
道具の手入れ
火曜日は1日中雨が降っていたので、道具の手入れをしました。
剪定鋏を800番の砥石で研ぎ、
剪定用の鋸はヤスリで目立て、
チェーンソーを分解して掃除をします。
剪定鋏を研ぐ砥石はあらかじめ30分ほど水につけておきます。
研ぐのは切り刃のみで、受け刃の方は汚れを落とすだけです。
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鋸は専用のヤスリを使って刃を削ります。
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梨園の暗渠排水工事
梨園の水はけの悪いところに暗渠排水パイプを
埋設しました。
暗渠排水とは地中にパイプを埋め込み、
地中にとどまり続ける雨水などを強制的に
排水する仕組みです。
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バックホーで深さ60cmの穴を掘っていく途中、
横断している散水用スプリンクラーの水道管が
出てきて焦る。(;゜ロ゜)
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間一髪セーフ
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所感
今週は暗渠排水パイプの埋設という、
滅多にない作業を経験させて頂きました。
水田を果樹園に改修するには必須と言っても
過言ではない作業となるそうです。
しかし、お借りした農地にこの工事ができるのか、
不安が増しました。
元に戻すのは設置より数倍難しいので、一度
埋設してしまうと、実質二度と水田には戻せない
と思います。
根域制限など、暗渠排水工事なしでもできる方法で
するしかないのかなぁと感じました。
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