果樹の新規就農研修レポート27 と 農地探しの続報

研修レポート27

新年あけましておめでとうございます。

今年最初の「こうべ果樹の就農学校」の研修レポートを始めます。

目次

研修レポート

梨(豊水)の剪定

昨年に引き続き、梨(豊水)の剪定から2023年が始まりました。

切っても切っても終わる気がしません。

そんな中、人懐こいセキレイが癒やしに。(*´ω`*)ホッコリ

ん!?なんかいる?
近づいてもなぜか逃げないセキレイ

梨棚の修理

梨棚の番線がユルユルになっている箇所があり、

柱が他と比べるとズレていたので掘り起こしてみると

束石から外れてしまっていました。

束石の上に戻さねばならぬ。。。

束石に柱をのっける必要がありますが、

柱は先頭を周囲線で押さえ付けているので、

容易に束石の上には乗せる事はできません。

こんなときは、ハンドウィンチ(チリホール)を使って

柱の頭を押さえつけている周囲線を引っ張ります。

チリホール
周囲線を向かい側からチリホールで引っ張って・・・
なんとか束石の上に戻した

ぶどう(紫玉)植替え

4棟あるハウスの1~3棟目は紫玉、

4棟目には紫玉とシャインマスカットが植えてあります。

この4棟目の紫玉の古い4本は伐採し、

若木の2本は3棟目に移植して

4棟目はシャインマスカットだけにします。

古い紫玉を伐採
移植先に穴を掘って・・・
紫玉の若木を掘り起こして・・・
移植完了。若木と言っても5,6年目なので根付くかどうかは賭け

ぶどうや梨の木は害虫などが皮下で越冬するのを防ぐ為

幹の古皮は剥いておきます。

木の皮を剥ぐ専用の道具がありました。

皮ムキ器
ムキムキ
つんつるてんになった主幹

道具の手入れ

土曜は雨だったので、剪定鋏や鋸の手入れをしました。

剪定鋏は砥石で研ぎ、鋸はヤスリで目立てします。

研いだ剪定鋏
目立て後の鋸

所感

2023年は梨(豊水)の剪定からスタートしました。

年末年始長い休み明けだったので、最初要領を忘れていて、

遅々として剪定が進みませんでした。

来週はぶどうの剪定に取りかかるそうです。

ぶどうか桃をやろうと考えているので、

しっかり学ばねば(`・ω・´)キリッ

農地探し(今度こそ・・・何度目の正直か!?)

前の記事で書いた地元の古民家付き農地の物件ですが、

県農業改良普及センターの現地査定の結果

果樹に適した農地のお墨付きを頂きました。

その後、農業委員会の議題に挙げて頂き、

地元の農会長、自治会長からも問題ないと回答いただきました。

順調に事が進み、今度こそイケる!

と思った矢先、地元の農家の一人から、

「水稲以外に農業用水は使うのはNG。

畑で水が必要なら井戸を掘れ。皆そうしてる。」

と言われてしまいました。(゚_゚;)

ししお

マジか?!

井戸掘りの業者に問い合わせたところ、

だいたいコミコミ250万円くらいかかるとの事。

詳しくは場所を連絡してから見積もるとの事ですが

ネットでは20万くらいで掘れる情報があったので、

10倍以上の金額に戦意喪失。。。_l ̄l○lll ガクッ

圃場のすぐ横が川なので深く掘らなくても

水が出そうではありますが、仮に半額になったとしても

100万円以上かかります。

農地(家付き)購入+ぶどう棚設備費+井戸掘り+苗木

でトータル1000万円を超えてしまいます。

正式な見積もりが出るまで決定ではありませんが、

残念な結果になりそうです。

ししお

今回は手応えあったのになぁ。。。

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