果樹の新規就農研修レポート3

研修レポート3

今週は7月19日火曜日から7月21日木曜日までの3日だけでしたが、

研修レポートを公開していきます。

目次

研修レポート

ぶどうの不要な枝切り

ぶどう(紫玉)の枝が伸びすぎて、日当たりが悪くなっているので、

不要な枝を切り落としました。

この日は一日中雨で作業が大変でした。

不要な枝切り要領

  • 副梢は切り落とす
  • 結果枝は葉っぱ18~20枚残して、それ以上伸びた分は切り落とす
  • つるはすべて切る
ぶどう切り落とし枝イメージ図

教えて頂いた通り図にしましたが、枝の呼び名は人や本によって区々なため、

これが正しいかどうかはよく分かりません。

結果枝の所が結果母枝とか亜主枝とか、ぶどうか他の果樹かによっても呼び方が

変わるそうです。

ぶどうの傘掛け

ぶどう(ハニーレッド)に傘掛けをしました。

今年始めての試みで日焼け防止の効果があるらしいです。

ハニーレッド傘掛け

ぶどう防鳥ネット張り

この日はカンカン照りの中、みんな大嫌いの作業、ぶどうの防鳥ネット張りをしました。

これは本当にしんどい作業で、もうちょっとやりやすい時期

(枝や葉がまだ伸びていない冬とか)にした方が良いと思います。

まだ全体の半分ほどしか終わっていません。

恐らく、来週もこの作業が続きます。orz

防鳥ネット(オレンジ色のネット)

桃の収穫と自然落下した桃拾い

自然落下した桃(白鳳)を拾い、廃棄と加工品に回せる桃の分別作業をしました。

自然落下した桃拾い

桃農家になりたくて脱サラしましたが、現実(半端ではない数が自然落下している)を

目の当たりにすると、色んな方のアドバイス(桃は難しいよ)が理解できてきました。

これが自分の畑と想像するといたたまれません。

収穫できるかの判断は、桃色になっている部分を見るのではなく、

白い部分が緑がかっているものはまだ、黄色がかっている実は収穫可能とのこと。

桃の実は、非常にデリケートなため、指で持つと痛んでしまうので、

掌で持つようにします。

枝からもぐ際は、枝に対して横方向にもぐそうですが、

ぽろっと獲れる物もあれば、頑固にもげない物もあり、

力を入れられないため、非常に難しい作業でした。

桃のもぎ方イメージ(分かりにくい?)
収穫した桃

見た目はあまりよくありませんが、ひとつ頂いた桃を試食しましたが、おいしかったです。

追熟させてから食べた方がもっとおいしかったと思いますが、リュックから取り出す際に

落としてしまって(痛恨)傷むといけないのですぐに食べてしましましたf(^_^;)

梨の摘果

最後は先週からの続き、梨の摘果作業でした。

落としても落としても、鈴生りになっていてきりがありません。

梨ってこんなにも実が付くものなのかと初めて知りました。

これもまだ半分も終わっておりません。

宿題は溜まる一方です。

所感

今週は少しだけでしたが、初めて念願の桃に携わることができました。

ただ、話には聞いておりましたが、あんなにも大量に落ちてしまっているのを

見てしまうと、本当に桃が良いのか悩みが一層深くなりました。

ただ、ここではぶどうに比べてあまり手入れがされていないようにも感じました。

もうちょっと手をかけてやれば、もっと救えた命(桃)もあるように感じました。

来週も頑張ろ。

研修レポート3

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 桃は・・・自然に落ちるのは熟れてるからなの?

    マンゴーみたいに袋を付けておいて、落ちないようにキャッチできるようにしておけば、落ちて実が痛むってことは防げそう。

    桃も何かコツみたいなのがあるのかも知れないね(;^_^A

    • 熟れる前に落ちていていました。
      桃は6割採れれば良い方だと岡山の産地の役所の職員に聞いた事があります。
      そういうものなんでしょうね。

      ちなみに、袋掛けはしていなかったのですが、袋掛けしていたとしても
      枝に巻き付けて袋をかけないので、落ちるときは袋ごと落ちてしまうと
      伺いました。
      もったいないので、良い方法があれば良いのですが。。。

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