先週、研修レポートできていませんでしたので、
先週と今週の「こうべ果樹の就農学校」の研修を
まとめてレポートします。
研修レポート
元肥散布
桃園、梨園、ぶどう園、りんご園に元肥(こうべハーベスト)を
ブロードキャスターで散布しました。
紫玉のハウス内はトラクターが入れないので
これ↓を使って、手で肥料を撒きました。
ほうれん草定植
前回、チンゲンサイを植えたハウスの空きスペースに
ほうれん草の種を撒きました。
殺虫剤(スタークル)を混ぜて耕耘し、種を撒きます。
りんご剪定
りんごの剪定がまだ少し残っていましたので、
残っていた分を終わらせました。
これで去年から続いていた剪定が全て完了です。
剪定長かった。。。
梨の定植
枯れたり、空いていた箇所に梨(豊水、幸水、凜夏、なるみ)
の苗木を全部で約90本植えました。
堆肥を一輪車2杯分、アズミン400g、ようりん400g、セルカ800g
をよく混ぜ込んで水鉢を作り苗木を植えます。
梨もそろそろ開花が近く、つぼみがたくさん付いています。
梨のつぼみ初めて見ました。
1つの芽から10個くらいのつぼみが付いています。
受粉しないといけないので、摘蕾はしません。
ぶどうの接木
ぶどうは耐病性の強い台木に実の成る穂木をつなぐ
接木(つぎき)で栽培することが多いです。
接木の仕方を実習しました。
うまくいけば2週間ほどで発芽し、1ヶ月くらいで発根します。
ぶどうの挿木
ぶどうは挿木で発根しやすく、増やすことが容易です。
挿木の方法についても実習しました。
剪定のときに太くてまっすぐな新梢を取っておき、
0℃のチャンバーで保存しておきます。
暖かくなってきた4月頃に挿木すると5月中頃に発根します。
2芽を残して、根を出したい芽の部分を斜めにカットします。
斜めにカットした方をロックウールに差し込んで、
水に浸けておくと1ヶ月~1ヶ月半ほどで発根します。
根が出てくると、ロックウールのまま定植できます。
所感
今回はぶどうの接木・挿木といつもとは違う
実習があり、とても有意義な研修でした。
梨の苗木を80本植えるのはとてもキツかったですが
水鉢を作るのはかなり上達しました。
いよいよ春が来た
園内の桜が満開、梨もつぼみが膨らみ、
桃ももうすぐ開花と、春到来を感じます。
ミツバチも活発に活動を始めました。
いよいよ春本番となり果樹のシーズンが始まります。
今年もいっぱい実がつくといいなぁ。
コメント