果樹の新規就農研修レポート37

研修レポート37

先週、研修レポートできていませんでしたので、

先週と今週の「こうべ果樹の就農学校」の研修を

まとめてレポートします。

目次

研修レポート

元肥散布

桃園、梨園、ぶどう園、りんご園に元肥(こうべハーベスト)を

ブロードキャスターで散布しました。

これ全て散布する
ブロードキャスターに7~8袋分入る
ブロードキャスターで元肥散布
ブロードキャスターで元肥散布の動画

紫玉のハウス内はトラクターが入れないので

これ↓を使って、手で肥料を撒きました。

20Kgの肥料袋まるまる入るので、結構重い

ほうれん草定植

前回、チンゲンサイを植えたハウスの空きスペースに

ほうれん草の種を撒きました。

見えやすいように着色されているほうれん草の種

殺虫剤(スタークル)を混ぜて耕耘し、種を撒きます。

青い粒がほうれん草の種
3月13日に植えたチンゲンサイも順調に育っている

りんご剪定

りんごの剪定がまだ少し残っていましたので、

残っていた分を終わらせました。

これで去年から続いていた剪定が全て完了です。

ししお

剪定長かった。。。

梨の定植

枯れたり、空いていた箇所に梨(豊水、幸水、凜夏、なるみ)

の苗木を全部で約90本植えました。

堆肥を一輪車2杯分、アズミン400g、ようりん400g、セルカ800g

をよく混ぜ込んで水鉢を作り苗木を植えます。

よく耕してから水鉢を作る
内向きの根や重なった根を剪定
乾燥防止の籾殻を入れて完成

梨もそろそろ開花が近く、つぼみがたくさん付いています。

梨のつぼみ初めて見ました。

1つの芽から10個くらいのつぼみが付いています。

受粉しないといけないので、摘蕾はしません。

梨のつぼみ

ぶどうの接木

ぶどうは耐病性の強い台木に実の成る穂木をつなぐ

接木(つぎき)で栽培することが多いです。

接木の仕方を実習しました。

接木マシーン
マシーンで穂木を台木に繋ぐ
見事にΩ型に繋がった穂木(左)と台木(右)
接続部を蝋でコーティングし乾燥を防止する
台木部分を土に植える
25℃をキープする為に保温マットに乗せ、遮光する

うまくいけば2週間ほどで発芽し、1ヶ月くらいで発根します。

ぶどうの接木

ぶどうの挿木

ぶどうは挿木で発根しやすく、増やすことが容易です。

挿木の方法についても実習しました。

剪定のときに太くてまっすぐな新梢を取っておき、

0℃のチャンバーで保存しておきます。

暖かくなってきた4月頃に挿木すると5月中頃に発根します。

2芽を残して、根を出したい芽の部分を斜めにカットします。

斜めにカットした方をロックウールに差し込んで、

水に浸けておくと1ヶ月~1ヶ月半ほどで発根します。

上部の切口はトップジンで保護

根が出てくると、ロックウールのまま定植できます。

所感

今回はぶどうの接木・挿木といつもとは違う

実習があり、とても有意義な研修でした。

梨の苗木を80本植えるのはとてもキツかったですが

水鉢を作るのはかなり上達しました。

いよいよ春が来た

園内の桜が満開、梨もつぼみが膨らみ、

桃ももうすぐ開花と、春到来を感じます。

フルーツフラワーパーク内には桜がたくさん

ミツバチも活発に活動を始めました。

ミツバチも活発に活動始める

いよいよ春本番となり果樹のシーズンが始まります。

ししお

今年もいっぱい実がつくといいなぁ。

研修レポート37

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