果樹の新規就農研修レポート4 と 農地探し再開

研修レポート4

今週は一般のお客さんを入れた桃狩りがありました。

目次

研修レポート

自然落下した桃拾い

近頃、毎朝の日課になってきました。

毎日拾っても、次の日になると大量の桃が自然落下しています。

廃棄する桃(上段)と加工に回せる桃(下段)

自分が桃農家志望ということもあって、「これ見てもやっぱり桃する?」と周りから心配されます。

1日どころか1時間後でも、また新しい桃が落ちているのを見ると悩みます。

廃棄する桃を貰える事があるので、そこはラッキーなのですが。

ぶどうの防鳥ネット張り

ぶどうの防鳥ネット張り(上面)も、今週やっと完了しました。

いったいトータル何人日(何人月か?)かかったのでしょうか?

とんでもない工数をかけた防鳥ネット張り、ネットとネットの隙間から

鳥が入らないように隙間なくネットを繋いだのですが、致命傷があり、

横面に防風ネットを張るとスプリンクラーの水が届かなくなるということで

目が粗い(編み目20cmくらい)ネットを張っている面があり、

そこから鳥が入り放題になってしまっています。

う~ん(-_-;)

桃の草刈り

初めての草刈り機を使っての草刈り。

これは丁寧に教えて貰いました。

きれいに草刈りした桃の圃場

木の周りは、あえて草を長めに残し、落下した桃のクッションになるように刈っています。

梨、りんごの摘果

梨の摘果も何日もやっていますが、今週やっと完了しました。

梨がこんなにも鈴生りになるものだとは知りませんでした。

物凄い量の梨を摘果するので、落とした地面が梨だらけになります。

もったいないと思いますが、これをしないと良い梨が採れないので、

仕方ありません。有効利用できれば良いのですが。

ジャガイモみたいですが、摘果した梨

リンゴの摘果は初めてでした。

こちらも梨と同様、鈴生りになっていて落としても落としてもキリがないと

思うくらい実が付いています。来週も引き続き作業が必要です。

桃狩り開園

7月27日(水)、28日(木)に桃狩りがオープンしました。

桃狩り会場

1日3部制で、1部につき50名の人数制限での開催でした。

具体的な日程など、事前の公開をしてなかったのに満員でした。

ふだん子供と接することがないので、ちびっ子のはしゃぐ姿やら

キャッキャする声を聞くと単純に嬉しくなりますね。

自分は観光農園をする気はないですが、良い経験になりました。

辛かったのは帰りのお客さんの手荷物検査です。

女性だろうが子供だろうが、荷物の底にまで手を突っ込んで

桃を隠して持って帰ろうとしていないかチェックするのですが、

中には「そんなにする?!」と不満を露わにする方もおり、

気持ちのいい仕事ではありません。

ちなみに、この方と一緒に来ていたお客さんの鞄から大量の桃が出てきました。(゜_゜;)

所感

今週は桃に携わることが多く、得るものが多かった気がします。

接すれば接するほど、桃一本でいくのは難しいという結論にしかならないのですが、

個人的な感情というか単純に好きだからという事もあり、

桃を諦める気持ちにはなりません。

できれば桃とぶどう両方できれば良いのですが、一人ではやはり厳しいのかなぁ?

農地探し

神戸に来て研修を始めてから早1ヶ月が経ちました。

1年間の予定ですが、平行して農地は探しておかないと

いつまでたっても始められないよ、と周りからアドバイスを受けて

農地探しを再会しました。

ネットで農地バンクをみて電話したのですが、農地探しが難しいのか

行政の縦割りに振り回されているだけなのか、混乱しています。

・農地管理機構(農林水産省)

・兵庫県農地中間管理機構

・神戸農地管理事務所

・農林振興事務所

・農業改良普及センター

上記が電話した先なのですが、何が何だか分かりません。

「ここではなくあっちに相談して」というのですが、

違いが分からず、混乱しています。

まだまだ、苦難は続きそうです。

追記

ここに引越してきてから、先週初めて友人が遊びに来てくれました。

というより、電話で私があまりにも泣き言を言うものだから

わざわざ東京から心配して来てくれたのだと思います。

自分も大変なときなのに、本当にありがとね。

3日泊まって帰ったのですが、帰った後のロスが辛すぎでした。

やはりメンタル面にまだ問題があるようです。

研修レポート4

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 何か・・・桃が落ちても傷まない方法がないかな・・・(-᷅_-᷄)

    センサーみたいなので、人がいなくなったらクッションみたいなのが膨らんで、人が近づけば空気が抜ける、てなシステムがあればな~(;^_^A

    • 斬新なアイデアですね(^_^;)
      でも、確かにこれをすべて廃棄していたのでは
      個人経営の農家では死活問題かも。。。

      現実を見、周りの方のアドバイスを聞けば
      桃はやめてぶどうにすれば良いのでしょうけれど
      なぜか桃を捨てきれません。
      桃とぶどう、両方できないか模索中です。

      • 品種改良で傷みにくい桃を作るとかしないと難しいのかな・・・(;^_^A

        低反発のマットを地面に敷き詰めるとか、何か桃が傷みにくくならない工夫ができないかな~(^_^;)

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