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果樹農家になる!と意気込んで脱サラしましたが、

やることなすことうまくいかず、

スタートラインにすら立てずに、メンタル崩壊。

しばらくブログからもツイッターからも距離を取っていました。

いきなり農家になれないことがよく分かりましたので、

急がば回れではないですけど、就農学校で1年間研修を

受けることにしました。

目次

脱サラから新規就農の落とし穴

非農家から脱サラ・新規就農を目指した私が落ちた落とし穴を共有します。

落とし穴その1.農地法第3条と農業委員会

農地法第3条については、過去ブログをご参照下さい。

農地法第3条の要件を満たしていても、役所や農業委員会は現状維持を優先し、

変化(新しい者の受け入れ)を好みません。

数年先に破綻することが誰の目から見ても明らか(従事している農家さん

ご本人さんが高齢のためもうすぐ辞めると言っている)にも関わらず、

新規就農者に農業委員会は農地の購入・貸借を「許可」してくれません。

農家しか農地を取得できないのが現状※です。

※これは私の移住した自治体だけの例かも知れませんが。。。

この2~3ヶ月の間に、良い話もたくさんありましたが、

その良い話をことごとく握りつぶしたのは、町役場の農林振興課と

県の農業普及センターでした。

法律や規定に沿った対応なのは分かりますが、ダメと言うだけでなく

ではどうすれば前に進めるのかを一緒に考えてくれても良いのでは

ないでしょうか?

申し訳ないですが、振興にも普及にもなっておりませんよ。

落とし穴その2.失業保険が貰えない?

脱サラして農業で収入を得るまでの間に、失業保険を当てにしておりました。

しかし、ハローワークに行って手続きしましたところ、

失業保険を受けられないとの回答でした。

なぜ??

ハローワークによると、求職活動をしない人は失業保険を受けられない

とのことです。

求職活動とは?

新規就農に向けて、研修を受けたり農地を探したりというのは、

求職活動では無い、とおっしゃいます。

求職活動とは、「企業に雇われる為の就職活動」を言うそうです。(←真偽は定かではない)

つまり、自営(農業)を始めるための準備はこれに当たらない、

との事らしいのですが、納得できません。

失業保険料は、これまで30年以上も払い続けてきたのに、

次も「雇われ」の為の就職活動でないと払えないとは、

どういう理屈でそうなるのか?

それは保険といえるのか?

なぜこんな事になるのか?

「奴隷(雇われ)は一生奴隷のままでいろ!檻から出ようとすんじゃねぇよ!」

意味的にはそういうことではないでしょうか?

不愉快極まりないです。

落とし穴その3.家族・親戚は頼りにならない

今回、一番私にダメージを与えたのは、家族・親戚からの仕打ちでした。

頼るつもりはありませんでしたし、アテにもしていなかったのですが、

こんなにもダメージを与えられるとは予想だにしておりませんでした。

特に父と叔父には、これでもかと言うくらい鞭打たれました。

弱った人間相手にマウント取って、自分を大きく見せたいのか、

なぜ人を傷つけるような事をわざわざ言うのか、

理解ができません。

廻り道かも知れないが

最初考えていた、

・脱サラ

・田舎に移住

・古民家でスローライフ

から、なんだか方向が変わってしまって、

本格的農業にジョブチェンジみたいになってきてしまいました。

今後、どうなるのか自分でも分かりません。

ただ、何もせずにぼ~っと家にいるだけというのは

とても辛いので、唯一自分を受け入れてくれた神戸に行って

果樹の勉強を一から始めようと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 成功して見返したったらええねん٩(๑`ȏ´๑)۶

    頑張りや、応援してるで(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

    • いつもありがとうございます。
      月曜日に役場の方と話しまして、力になれなかったこと謝られました。
      「研修が終わったら連絡が欲しい、次こそは力になります」との言葉を頂きました。
      人はみんないい人なのですが、仕組みが悪いのか縁が無かったのか
      今回は残念な結果になってしまいました。
      1年間勉強して、1年後に再チャレンジします!

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