物件候補1
物件情報
- 宅地:約800㎡(木造瓦葺き平屋約180㎡)
- 田:約6000㎡
- 畑:約1400㎡
- 山林:約140㎡
- 付属:倉庫、物置、納屋、トラクターと軽トラ付き
- 価格:770万円
所感
田の字の和室や囲炉裏がある、私好みの古民家。
欲を言えば土間玄関ならベストだった。
家屋は傷みが結構目立ち、トイレやお風呂は改修が必要。
既に予算オーバーなのに、追い打ちをかける。
広い農地が魅力的。日当たりも抜群。
家の目の前に2枚合計約150坪の畑、さらに道路を挟んだ向かいに約100坪の畑が続く。
田んぼも2カ所に分かれて合計約6反ある。
一つは小さめで周りが田んぼでないので畑に転用が可能。
もう一つの広い方は、1枚の田んぼの2/3ほどが該当し、残りの1/3は
他人の所有になっているらしく、ここら辺がややこしくはある。
私は果樹(桃をメインにいろいろ)をやりたいので、広い畑と周りの環境が重要。
この物件はうってつけだった。
結論
実際に内見してみて、さらに惚れ込んだ。
家屋の傷みは水回りだけ改修し、あとはやったことないがDIYでなんとかなる?
なんて、ウキウキ気分で妄想してみる。
しかし、農地付き物件は農地法第3条の規定により、農業委員会の許可が必要になる。
農地法第3条について大まかには以下の通り。
- 農地すべてを効率的に耕作すること
- 農作業に常時従事すること
- 農地の合計面積が下限面積(今回の場合3000㎡)以上であること
- 周辺の農地に影響を与えないこと
役所に相談してみたところ、
今回の場合、1つ目の「農地すべてを効率的に耕作すること」が、問題となるらしい。
6反もの田んぼを未経験者が一人で耕作することは無理
と、農業員会では判断され、許可が下りるのは難しいとのこと。
トラクター、田植機、コンバイン、乾燥機などの大型農機具を用意できるか?
何より未経験者なので、教えてくれたり手伝ってくれる方が近くにいるか?
私の場合、上記を満たせていない。
しかし諦めきれない。
不動産屋さんに相談し、田んぼを外してもらうことが可能か現オーナーさんに
交渉をお願いした。
返事はない。
たぶん、交渉決裂したと思われる。
次の物件を紹介された。
物件探しはつづく。。。
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